大腿部の断面形状の意義 | |
大腿部は大腿骨で形状が形成されているのではなく、基本的に骨盤外側前部、股関節内側前部、臀部下後部の3部位から膝へ伸びる筋で形成されています。 この理論から考えると技術的にウエイトマップを使用して基本形状を変えることなく大腿部を動かすことは不自然であると言えます。 |
リアルと使い勝手の共存に成功
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人間の手足は直線的ではありません。しかし、曲げて作成していると作業が面倒ですし、直感的ではないためにほとんどの場合手足は直線で表現されております。
これはBaji's Bone の開発に際して当初から問題とされていたことです。 肘関節を説明します。手首を回転させると前腕骨が回転しますが、それにより手の位置が動きます。 手首の位置が変わるということは結果的に肘の関節が曲がったということにもなります。 脚の説明は簡単です。両踵を揃えて直立した時、多くの人は両ひざもくっついています。(左下の脚) Baji's Boneではこれらの命題に対して柔軟に対応するよう内部ギミックを作成致しました。 |
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MotionBuilderで発生する『捻れ』に対応
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18/07/2008
ポリゴンラインの保持例 |
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大腿部は基本的に腰前部、股間内側、お尻の下、これら3箇所からひざに向けて走る3本のラインで形状を構成していると言っても過言ではありません。 左の図でも分かるとおり、大腿部の角度によってその長さは大きく異なります。 Baji's Boneではこれを再現。 この技術無しでは大腿部の形状の再現は不可能でした。 |
07/05/2008
業務用Baji's Boneの特徴
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業務用のBaji's Boneが完成致しました。 この汎用人体ボーンはMotionBuilderに対応しており、FK専用となります。特徴は以下の通りです。 ■業務用の特徴 ■MotionBuilderの使用に際しての特徴 ■Baji's Boneの特徴 付記 なお、極端なポーズをとらなければ、一般用との差はそれほど感じないと思います。 |
MotionBuilderに準拠した主ボーン
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